2020.03.31

第三回「全国小中学生夢さがし作文大賞」

日蓮聖人降誕800年慶讃事業の1つとして平成29年から行われていた「全国小中学校 夢さがし作文大賞」(産経新聞社主催/立正大学学園・日蓮宗協賛)の、第三回の入賞作品(大賞各1点・優秀賞各2点・佳作各5点)が決まりました。
大賞には、小学生部門・柴田杏樹さん(神奈川県私立湘南白百合学園小学校6年、当時)の「灯火がつなぐ未来」、中学校部門・千枝芙貴さん(岩手県奥州市立水沢南中学校2年、当時)の「誰かの役に立ちたい」の作文が、総計7,726点の応募のなかから選ばれました。受賞作品は文末のリンクよりご覧いただけます。

例年、同作文大賞の入賞作品の発表後、入賞者をお招きして授賞式が行われていましたが、新型コロナウィルス感染拡大防止のため政府や東京都の自粛要請を受けて中止となりました。
同作文大賞は、全国の小中学生が「わたしの夢」「わたしのみらい」「私の尊敬する人」「日本の未来と私」の4つのテーマから1つを選び、作文にして応募してもらうものです。
日蓮宗では子どもたちの夢を応援したいと、立正大学学園とともに平成29年の第一回から3年連続して協賛してきました。3年間の応募総数は33,641作品にも及んだことから、全国の関心は高かったことが推察されます。
残念ながら授賞式は中止となりましたが、日蓮宗の中川法政宗務総長は、「1人ひとりが育んでいる”夢”に感心しました。夢を現実にするためには、大変な努力が必要。現在と同じように、人びとが災害や疫病に苦しんでいた鎌倉時代に、社会を安らかにしたいという”夢”を持って立ち上がったのが日蓮聖人です。つらくくじけそうになったときは、日蓮聖人がついていてくれると思って、夢の実現をめざしてほしい。」と、夢を持つ全国の子どもたちにエールを送っています。
令和2年度は日蓮聖人降誕800年事業として、日蓮宗宗務院主催での子どもに向けた絵画大賞を予定しています。是非ご応募ください。

受賞作品はコチラからお読みいただけます。

つづけて見て欲しい

あんのん基⾦」は、⼈々の笑顔を増やす⼤切な基⾦です

すべての人の苦しみを除き、喜びを願う気持ち。これは、仏教徒の基本精神です。日蓮宗では、このように他者の幸せを願い、そのために自らが行動する慈悲の精神にのっとり、社会活動を支援しています。
「あんのん基金」は、様々な社会活動・地域貢献・国際協力を行う団体や活動を支援する大切な基金です。戦争、天災、貧困、環境などの諸問題に対峙する世界中の方々へ、民族や宗教、文化の違いを超えて最も有効な支援を届けること。そして明るい社会を育て、人々の絆と笑顔を増やしていくこと。一人ひとりの小さな善意がこれらを実現し、明るい社会をつくる大きな一歩となります。
日蓮宗では、教師・檀信徒はもとより、多くの方々に広く支援を呼びかけてまいります。
皆様のご理解とご協力をお願い申し上げます。