誕生寺へ行こう! ~三奇瑞より誕生の井戸~
日蓮聖人は、貞応元年(1222)2月16日、小湊片海の地に降誕しました。
その時、3つの不思議な出来事が起きたと言い伝えられています。
誕生水・・・庭の片隅から清水が湧き出し、産湯に使ったと言い伝えられています。今日まで枯れる事なく「誕生の井戸」として護られています。
蓮華ヶ渕・・・時ならぬ時節に浜辺に青蓮華が咲い誇りました。
妙の浦・・・海辺では、本来深海にすむ回遊魚で群れをなさない鯛が、大小の群れをなし日蓮聖人の降誕を祝われました。
これらを総称して三奇瑞といいます。
今回、日蓮聖人降誕800年慶讃事業として、三奇瑞の一つ「誕生の井戸」を整備しました。
令和2年2月15日には「誕生の井戸」の開眼供養・特別祈禱のキックオフイベントが催されました。
当日は約200名の地域住民の方と共に「子宝」「安産」「発育」の特別祈禱が行われ、田子の浦部屋・高安関をお招きして盛大に執り行われました。
ダイジェスト版をYouTubeに公開しています。是非ご覧ください。
「子授け成就」「安産祈願」「発育円満」
誕生寺ご参拝の折には、ぜひ井戸の聖水(誕生水)を汲み誕生のご縁をお結びください。
「あんのん基⾦」は、⼈々の笑顔を増やす⼤切な基⾦です
すべての人の苦しみを除き、喜びを願う気持ち。これは、仏教徒の基本精神です。日蓮宗では、このように他者の幸せを願い、そのために自らが行動する慈悲の精神にのっとり、社会活動を支援しています。
「あんのん基金」は、様々な社会活動・地域貢献・国際協力を行う団体や活動を支援する大切な基金です。戦争、天災、貧困、環境などの諸問題に対峙する世界中の方々へ、民族や宗教、文化の違いを超えて最も有効な支援を届けること。そして明るい社会を育て、人々の絆と笑顔を増やしていくこと。一人ひとりの小さな善意がこれらを実現し、明るい社会をつくる大きな一歩となります。
日蓮宗では、教師・檀信徒はもとより、多くの方々に広く支援を呼びかけてまいります。
皆様のご理解とご協力をお願い申し上げます。