六月大歌舞伎 第三部『日蓮』観劇記
2021.06.18
六月大歌舞伎 第三部『日蓮』観劇記vol.1 清塚信也さん
六月大歌舞伎 第三部『日蓮』観劇記第1回は、ピアニストの清塚信也さんです!
実際に拝見した舞台は現代歌舞伎という感じで、台詞も説明なしで理解でき、物語に吸い込まれていきました。
中でも印象に残ったのは日蓮という新しき名を名乗り、法華経を広める決意を新たにする場面。特に「無垢なる花」を表す「蓮」という言葉にはロマンティックな響きを感じました。
また、市川猿之助丈が演じる日蓮聖人は、心に葛藤を抱くとても人間的な一面をもち、言葉にも温かさが滲み出ていました。
強い意思のもとに教えを広めたことを知り、勇気をいただきました。
5歳よりクラシックピアノの英才教育を受ける。中村紘子、加藤伸佳、セルゲイ・ドレンスキーに師事。桐朋女子高等学校音楽科(共学)を首席で卒業、国内外のコンクールで数々の賞を受賞。
人気ドラマ「のだめカンタービレ」他作品で吹き替え演奏を担当後、2013年には映画『さよならドビュッシー』で岬洋介役として俳優デビュー。2015年TBS系 金曜ドラマ『コウノドリ』(主演:綾野剛)では、ピアノテーマおよび監修を手掛ける。
2019年8月16日には邦人男性クラシック・ピアニストとしては史上初となる日本武道館での単独公演を開催。
近年では、TVバラエティ番組やラジオ番組へ出演するなど、マルチピアニストとして活躍。
清塚さん、ご寄稿ありがとうございました!
六月大歌舞伎は28(月)が千穐楽。
詳しくは >>> コチラ <<< をご覧ください。
2021.06.18
「あんのん基⾦」は、⼈々の笑顔を増やす⼤切な基⾦です
すべての人の苦しみを除き、喜びを願う気持ち。これは、仏教徒の基本精神です。日蓮宗では、このように他者の幸せを願い、そのために自らが行動する慈悲の精神にのっとり、社会活動を支援しています。
「あんのん基金」は、様々な社会活動・地域貢献・国際協力を行う団体や活動を支援する大切な基金です。戦争、天災、貧困、環境などの諸問題に対峙する世界中の方々へ、民族や宗教、文化の違いを超えて最も有効な支援を届けること。そして明るい社会を育て、人々の絆と笑顔を増やしていくこと。一人ひとりの小さな善意がこれらを実現し、明るい社会をつくる大きな一歩となります。
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