2021.06.18
六月大歌舞伎 第三部『日蓮』観劇記vol.4 佐藤可士和さん
六月大歌舞伎 第三部『日蓮』観劇記第4回は、クリエイティブディレクター/ SAMURAI代表の佐藤 可士和さんです!
市川猿之助丈の鬼気迫る熱演をはじめ、役者の皆さんが役に入り込んでいて素晴らしい舞台でした。セットがシンプルにまとまっている分、演技に引き込まれました。
なかでも賤女おどろに対して、蓮長(後の日蓮聖人)が「この子を産んでくれてありがとう」と感謝を伝えるシーンには心を打たれました。
日蓮聖人が成し遂げたかったこと、自分の信念のもとに法華経を広めたいという強い意志や葛藤に初めて触れ、日蓮聖人の人物像がリアルに感じられました。
日蓮聖人の現世こそ浄土にしなければというリアリティに重きを置く視点は、実行や実体を伴って結果を出していきたいという自分の思いとも重なり、共感を覚えました。
主な仕事に、国立新美術館のシンボルマークデザイン、ユニクロのグローバルブランド戦略やふじようちえん、カップヌードルミュージアム等のトータルプロデュース等。
「ユニクロパーク横浜ベイサイド」「くら寿司浅草ROX店」では、特許庁による日本国内初となる内装意匠に登録(2020年11月)されるなど、ブランドをアイコニックに体現するクリエイションを幅広い領域で展開している。
文化庁・文化交流使(2016年度)、慶應義塾大学特別招聘教授(2012-2020)、多摩美術大学客員教授。著書「佐藤可士和の超整理術」(日本経済新聞出版社)ほか。
2021年2月-4月には「佐藤可士和展」が国立新美術館にて開催された。
佐藤 可士和さん、ご寄稿ありがとうございました!
六月大歌舞伎は28(月)が千穐楽。
詳しくは >>> コチラ <<< をご覧ください。
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「あんのん基⾦」は、⼈々の笑顔を増やす⼤切な基⾦です
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「あんのん基金」は、様々な社会活動・地域貢献・国際協力を行う団体や活動を支援する大切な基金です。戦争、天災、貧困、環境などの諸問題に対峙する世界中の方々へ、民族や宗教、文化の違いを超えて最も有効な支援を届けること。そして明るい社会を育て、人々の絆と笑顔を増やしていくこと。一人ひとりの小さな善意がこれらを実現し、明るい社会をつくる大きな一歩となります。
日蓮宗では、教師・檀信徒はもとより、多くの方々に広く支援を呼びかけてまいります。
皆様のご理解とご協力をお願い申し上げます。